驚くほどの暑さが続いた六月で梅雨明けとなり、観測史上初となる「6月に40℃台」を記録しました。
そして今は梅雨に戻ったかのような日々です。
7月に入り、「茹でたエビのような色になったザリガニが田んぼに浮かんでいる」というツイートが話題になっていました。
同時刻の田んぼの水温は浅い場所では43℃だったそうです。
昨年はカナダで「49.6℃」を記録し、水温も急上昇し、その近辺では10億の海の生き物が死んだと報じられました。
フランスでは各地で気温が40℃を上回り、政府から全国民に「人体への危険性に関する警告」が発せられたとのこと。
熱波による山火事の映像に胸を痛めた人も少なくないのでは?
世界中で起きているこの気候変動による影響は、もはや対岸の火事ではないですよね。
さて、今日は一冊の本をご紹介します。
「ゼロ・ウェイスト・ホーム ごみを出さないシンプルな暮らし」
ベア・ジョンソン著
この表紙の左下の写真は見えますでしょうか?
片手で持っている瓶、500mlに満たないくらいの大きさですがなんとこれが、著者の家族4人の一年間のごみの量だそうです!
私がこの本に出合ったのは5年前です。
当時はこの本の中に詰まっている「生活の中でできる多くの工夫」が、どれもストイックに感じてしまうところがありました。
それでも「私にも無理なくできること」を探し出して取り組み始め、余裕のある時には「これもできるかな」ということにチャレンジしてみて「案外できるものだ」という発見が新たな「私にもできること」として増えていきます。
著書が提唱しているのは『5つのR』
1.Refuse断る 2.Reduce減らす 3.Reuse繰り返し使う 4.Recycle資源化 5.Rot堆肥化
この5つのステップを順番に実行するだけでごみゼロに近づけるということです。
まずは意識することが第一歩ですね。
今週から早速、家庭で出た生ごみをゴミとして廃棄するのではなく、堆肥に変えてみませんか?
「コンポスト」とポチっと調べたら、きっと自分に合ったスタイルが見つかります。
ゴミになるはずだったものが宝になります、そしてその堆肥でプチガーデニングはいかがでしょうか?
お庭がある人には是非是非試していただきたいです。
我が家はスペースの都合上、「全ての生ごみ」とまではいきませんが様子を見ながら楽しんでいます。