陰極まれば陽に転ず。
寒さが本格的になってきたところですが、だんだん日が延びていると思うと、確実にまた季節は巡り、春に向かっている喜びを感じます。
この季節、我が家では乾燥させたミカンの皮が沢山貯まっていきます。漢方では「陳皮」として血流・風邪の症状の改善など生薬として活用されますね。私はお茶にしたり、粉砕して手作り石鹸に入れたり、晒で包んでお風呂に入れる、といったところです。他にもこんな使い方があるよ!という方がいらっしゃいましたら是非是非教えてください。
さて、皆さま、2022年も本当にお疲れさまでございます。
冬休みは短いですが、新年を迎え初仕事までには、日頃の心身の疲れはしっかり回復させておきたいものです。
もしかすると、疲れていることにすら気が付かずにひたすら蓄積させてしまっている方も多いのではないかと。。。
私自身も今年は少々へこたれ気味だったので、しっかりリセットして新年を迎えようと思い、慌ただしい日常の中にも意識して取り入れていることがあるので今回はそちらをシェアさせていただきます。
①良質な睡眠…睡眠前は照明や音をトーンダウン
②すこしでも運動…血流促進→免疫力UP(5分の散歩だけでも!)
③太陽の光を浴びる…セロトニンを分泌→心のバランスを保つ
④書く…明日の予定や思いついたこと等、書くことで頭の中を整理
⑤自分の機嫌をとる…好きなことに触れる時間を作る(好きな飲み物を飲むなど些細なことでも!)
この5点は必須項目ですが、毎日できなくても可能な限りしていることは「瞑想」です。
「瞑想」といえば「マインドフルネス」が数年前にGoogleやAppleなど企業でも社員のメンタルヘルスや仕事の生産性向上のために取り入れられて話題になっていましたが、私も5年ほど続けていています。
初めは思考があちこちに飛んでいましたが、数分だけでも、例えば料理をしている時「あぁ、ちょっと子供に言い過ぎたかなぁ」などという余計な思考や感情が湧き出てきたら削ぎ落とし、「今、ここ」今自分がしていること「玉ねぎを切っている」ことに目を向ける、集中。そういった小さなことですが自分の動き・思考を意識してみることから始めました。(日頃いかに考えなくてもよいことに支配されていることか。)
それからもう一つ、やってみようと思いつつまだ完全にできていないことが「デジタルデトックス」です。
あまりにも多くの情報が物凄いスピード感で止まることなく入っては流れ、また次が来て。
いっそ携帯も持たず電波の通じない大自然の中で1か月でも暮らしてみたいなぁと空想しつつ。脳はもちろん、眼の疲れも癒されますね。
それは極端ではありますが、1日の中でも潔く、触れない時間を決めて実行してみます。AIと共生する社会に生きる中で、常に便利さの裏側にあるものにも目を向けることを忘れないよう心掛けながら、偏りすぎず温故知新の心を大切に。
疲れたときはしっかり休む。
がんばりすぎない。自分の心の声に耳を傾ける。
つまり、自分を大切にする。
それもある意味「持続可能=サスティナブル」につながると思っています。
どうぞ、この一年頑張ったご自分を労り、ゆっくりとお休みを過ごされますように。
いつもありがとうございます。
それではよいお年をお迎えください。