1~10期(1968年~)
浦和市で創立
創立当初は、道路改良工事、舗装工事を工事部門の中心とし、ガードレールなどの道路安全施設資材を物品販売の中心としてスタートいたしました。
道路改良工事は国道299 号の飯能市側で多くの現場を施工してまいりました。
資材販売がスタートであったガードレールは沖縄返還の1972年から沖縄県内に下店を持ち、現地の交通環境の発展に大きな関わりを持ちました。また、ガードレール販売と並行して工事の請負が増大しました。施工の効率化を目的に独自に支柱杭打機を開発し、圧倒的な施工性改善を手に入れ、熊谷東松山有料道路での施工が高く評価される中で、一気に埼玉県内トップのガードレール施工業者となりました。
・秩父市で正式に始動へ
- 1970 年
- 本社を秩父市に移動して正式に始動する。
・主な実績
- 国道299号道路改良工事(飯能市)
- 秩父名栗線道路改良工事(名栗村)
- 飯能名栗線道路改良工事(飯能市)
- 沖縄県内の土木資材販売店と契約
道路資材の販売を開始
国道299号飯能市
県道173号東松山市
11~20期(1978年~)
山間地域防災対策,橋梁整備(高欄)分野に事業拡大
1980 年代に入り国道299 号にヒンジ式落石防止網が架設されると、以降、東京製綱、日鉄建材工業(現:日鉄建材)、日本植生などの法面工事に特長を持つメーカーと提携し、防災対策工事で県内山間部での事業拡大が進みました。(県内の土木事務所から林業事務所までが事業対象となる。 )
1978 年に分社化していた土木工事部門を統合、道路安全施設、防災施設を主に「安全 安心 防災 減災」の現在当社が掲げる企業事業理念が確立されました。また、県内地場産業製品の鋳鉄製高欄の販売を開始し、多くの県内橋梁の高欄工事が始まりました。
・埼玉県内の標識・標示を手掛ける
- 1979 年
- 埼玉県警本部の指名業者となり、県内の道路規制標識や路面標示を多く手掛けるようになりました。
・主な実績
- 富士見有料道路防護柵設置工事
- 秩父橋旧橋歩道整備工事
- 寄居橋高欄設置工事
- 狭山有料道路高欄設置工事
秩父橋旧橋
旧冨士見有料道路
21~30期(1988年~)
県内全域において多くの象徴的大型工事を
好景気によって多くの施設が整備された流れもあり、秩父ミューズパーク、秩父公園橋などの大型工事が次々と完成しました。
秩父ミューズパークでは舗装に用いるコンクリートブロック(インターロッキングブロック)、そして秩父公園橋では高欄と照明灯設置工事などの大型工事に存在感を示す形となりました。また、羽根倉橋高欄工事(第1次改修)を元請で受注するなど工事量も拡大してまいりました。
一方、防災事業は国道山間部を中心に整備工事が進み、落石防止網類の施工件数はピークを迎え始めました。
・研修棟,新倉庫を建設
- 1994 年
- 本社を秩父市大野原に移転
現在の事業拠点で活動が開始される - 1997 年
- 新倉庫、研修棟を建設
地元自治会事業に会場としても提供し、地域貢献を図る
・主な実績
- 秩父ミューズパーク インターロッキングブロック・照明灯工事
- 秩父公園橋高欄、照明灯工事
- 治水橋高欄工事
秩父ミューズパーク
秩父公園橋
治水橋
31~40期(1998年~)
施工技術向上への取組みによって現場の充実を図る
埼玉スタジアム2002では鋳鉄製格子柵を、さいたま新都心けやき広場では鋳鉄製排水溝蓋を施工。埼玉スタジアム格子柵工事では軟弱地盤に格子柵が沈むという難工事を克服し、施工能力を高く評価される現場となりました。
2001年に開通した皆野寄居有料道路では防護柵、トンネル内装板を全線に渡って施工、また寄居町末野地内の140号との合流地点に設置した末野陸橋の遮音壁は皆野木毛の140号合流地点の補強土壁工法(テールアルメ)と併せて同道路での象徴的な成果物となりました。
・支柱打込機の2台体制
- 2003 年
- 新たに防護柵設置用モンケン式支柱打込機を導入、2台体制となる。
・主な実績
- 皆野寄居有料道路トンネル内装板工事
- 埼玉スタジアム鋳鉄製格子柵工事
- 合角ダム高欄工事
- 滝沢ダム防護柵工事
- 末野陸橋遮音壁設置工事
- さいたま新都心けやき広場整備工事
- 熊谷市久下橋高欄設置工事
- 駿河台大学ホッケー場防球ネット工事
埼玉スタジアム2002
さいたま新都心けやき広場
末野陸橋
41~50期(2008年~)
構造物長寿命化分野にマルチなアプローチ
橋梁高欄は鋳鉄製が主流でしたが、重量がありコンクリート構造物の経年劣化が進むため、強度基準の見直しにより軽量なアルミ製高欄も多く採用され、製造メーカーからの信頼を背景に多くのアルミ製高欄工事を手掛けるようになりました。同時期には自然災害である豪雪や豪雨によって発生する法面保護対策の高エネルギー吸収型工法が採用され数多く施工いたしました。
また非破壊検査事業がスタートし、鉄筋探査、支柱根入れ長測定、地下空洞探査、地際劣化調査等各種検査の事業が急速に拡大し、全国に事業を展開するに至りました。
・非破壊検査部門の設立
- 2011 年
- 更に高性能の支柱打込機を追加し、NEXCOでの工事がスタートする
- 2014 年
- 本社敷地内に非破壊検査フィールドを建設
- 2015 年
- 首都圏事業所社屋完成
- 2016 年
- 技能職人の社員化
- 2017 年
- 岩削機導入、岩盤地質への防護柵等
設置を可能とする
・主な実績
- 北関東自動車道太田PA防護柵工事
- 飯能市 入間川流れ橋
- 埼玉県荒川右岸下水道事務所
右岸流域処理場浸水対策工事 - 矢那瀬予防治山工事 落石緩衝柵工
- あけぼの子どもの森公園(阿須運動
公園東側)斜面対策工事(第2工区) - 社会資本整備総合交付金(維持)
工事(県道分道路照明柱建替え工) - 首都圏中央自動車道 桶川北本IC 工事
小鹿野町河原沢
入間川流れ橋
吾野トンネル
51期~(2018年~)
維持修繕の時代に合わせた若手現場技能者の確保、多能工を育成
各種の安全対策における環境の変化、既存構造物の長寿命化等に求められる多くの工法、製品に対応する基本姿勢の中で、構造物の部分劣化に対応するSCFR工法(炭素繊維強化シートを用いた鋼構造物の防食、補修、補強工法)などのアイテムを用意、充実を図りました。
・東京都からの元請受注始まる
ニーダー車の導入
- 2018 年
- 東京都からの元請工事受注が始まる
- 2020 年
- ニーダー車(路面標示作業車両)を導入、路面標示工事に拡大態勢を築く
・主な実績
- 新東名高速道路海老名南JCT~厚木南IC間の舗装工事(防護柵設置)
- 歩道橋修繕工事(竹沢歩道橋)
- 01 柏木入山村生活安全対策工事
- 中山治山施設災害復旧工事
- 視覚障碍者誘導用ブロック工事(30南西-1)
- 中央分離帯設置工事(30五-主 10 東葛西)
及び道路保全工事
竹沢歩道橋
飯能市上名栗
奥多摩町中山治山